八ヶ岳“山装う2011”

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紅葉の秋の山を「山装う」と言います。緑一色のふだん着の山が、写真撮影会のモデルのように朱、黄、緑・・・の色で、人びとにそれぞれが自らの美しさをアピールしているかのように装います。しかし、八ヶ岳、そして周辺の山麓での秋のファションシーズンもそろそろ終わりそうです。山もそこに暮らす生き物もまもなく訪れる冬への準備の日々に忙しくなります。

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11月に入り、神無月から霜月へと変わったのに今年は暖かな日々。
8日は暦の上では冬「立冬」。気象庁によると今月は全国に記録的は高温だそうです。撮影したのは11月3日から5日の連休でしたが、八ヶ岳山麓でも日中の気温は例年より高く15℃以上、早朝でも9℃程度でした。12月も高温傾向が続くようです。季語も変える必要が出てきそうですね。また山麓に暮らす生き物にとっても季節感が薄れると厳しい冬への心構えも無くなるのではと心配してしまいます。
そう言えば、昨年につづき八ヶ岳山里で熊が見かけられたとの注意書きもありました。


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八ヶ岳山麓の竜神池の木々に陽が当たりはじめる前のひと時、まるで化粧をする前のような木々や植物の表情がありました。ライトが当たる舞台前の楚々とした自然の美しさです。

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八ヶ岳南山麓の八ヶ岳エコーラインの原村向かう途中の橋「槻木大橋」を越えた所から撮影した風景です。
まるで西部開拓劇の英雄「デイビー・クロケット」がかぶっていた帽子のように見えました。写した風景は、侵入するメキシコ軍と戦う西部の英雄がかぶる帽子とダブって、私には温暖化と戦う森の力に見えました。
ところで、デイビー・クロケットは、メキシコ軍がテキサスに侵入したさいアラモ砦でテキサス開拓民と共に、戦い壮絶は死をとげた英雄で、西部劇映画のヒーローとしも日本でも知られていますね。
※「デイビー・クロケット」について詳しくはネットで調べてください。


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今年の山の装いは、なぜか悲しみをこらえながら控えめの「山装う」のように感じられた秋の山のよそおいでした。
まもなく冬が来て山は「眠る」に変わります。来年の春には東日本大震災の被災地、東北の山々とともに、全国の山々が「山笑う」になる事を願わずにはいられません。


2011.11.8



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この記事へのコメント

パソオ
2011年11月22日 14:09
自然を大切にする蓼科人さんならではの記事ですね。

写真は3枚目・4枚目が特に素敵です。
心情は、最後の4行に記されています。

最後の写真・・・足元は力強く生きなくてはと思いつつ、遠くを眺めますと、はるか遠くは霞んでしまい“復興の遠さ”と二重写しに見えてしまいます。

やっと今頃になって、復興予算(補正)が通ったものです。いろいろありましょうが、与党・野党共に二重写しで“失格政治”に見えてしまいます。

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