山麓に春の足音を探して
4月中旬(11日)といっても、八ヶ岳の朝は氷点下。
朝日に誘われ、山麓の“小さな春の兆し”を探しに出かけました。
♪中央フリーウェーイ 右に見える競馬場 左はビール工場 この道は
まるで滑走路 夜空に続く♪とユーミンの「中央フリーウェーイ」の歌詞。
中央道は、まさに時空を超える滑走路かも?

写真は、甲府盆地の一宮。
桃園の花は満開!!
東京から八ヶ岳山麓にくる「中央道」は、春へのタイムトラベルの旅。
東京は桜も散り、八王子あたりでは桜や新緑の芽が競い合っている”山笑う”状態でした。
笹子トンネルを抜けると「そこは桃源郷」
甲府盆地では、写真のとおり満開の「桃の花」が眺められ春モード。

標高1000mを超える八ヶ岳山麓の陽があたらない北側の屋根下などには、融けない雪が小山のように盛り上がっている姿もちらほら。
八ヶ岳の高原では、まだまだ朝の気温(4月11日)氷点下2度。
庭には霜が降り、水を貯めたバケツには氷がはっていました。
“中央道のタイムトラベル”を抜けた八ヶ岳山麓。
東京に比べ1か月遅れの季節シーンがありました。
さて、“小さな春の兆し”が…。

モグラが通った跡のやわらかな土に、霜柱が王冠のような姿を見せていました。
高原の朝、まだまだ“啓蟄”というか“蟄虫戸を啓く”(すごもりのむしとをひらく)を垣間見せる。
そんなシーンにも思われるのです。
フキノトウやタラの芽・・・春を感じさせる山菜ももうすぐです。
朝霜の中に、紫色のつぼみがありました。
啓蟄の季節を詠んだ松尾芭蕉の一句。

「山路来て何やらゆかしスミレ草」と紫色の花びらのスミレに旬の草木の姿を詠んだようです。
この紫色のツボミを見ても、なんとなく「山路来て何やらゆかしムラサキ草」と思えるのですが…皆さんはいかがでしょうか?
この花の名前は知らないのですが、霜が降りた地面に枯れ葉に囲まれた紫色のツボミを見ていると応援したくなりますね。
さて、これは春を告げる“春の足音”ならぬ“春の足跡”か?
シカやのウサギ、リス…冬の季節、食べるものを求めて山麓に降りてくる野生動物。
食害などいろいろな問題も起きている昨今。
大切な農作物が野生動物に食い散らかせられる被害にあう農業者。
早急な対策が求めれているのも本当に分かります。
畑に残された足跡は、野生動物が山に戻っていった足跡でしょうか?
何とか、人間と野生動物の共生はできないものでしょうか?
ともあれ、山里には“小さな春の兆し”を探し歩いても見る事ができます。
「自然とふれあう子どもが急増」(4月15日日経夕刊)というニュースがありました。
国立青少年教育振興機構が調査したもので、星空観察や川遊べなどの自然体験をした小中学生の割合が、減少から2013年に一転して増えたことが分かったそうです。
“センス・オブ・ワンダー”自然から感動する心を育てる大切さに、多くの親たちが気付きはじめたようです。
高原と言わず近くの公園や小道にも自然はあります・・・パパが子どもたちと触れ合うチャンスは、どこにでもあります。
そして、季節の代わりめには「タイムトラベルの旅」で高原を訪れるのもよいですよ。
2014.4.17
追伸
八ヶ岳山麓では、「座禅草」も目につく季節になりました。
東日本大震災(3.11)から早いもので、3年目の春を迎えています。
親、子…肉親を亡くした皆さんにも春のそよ風が吹いていてほしいものです。
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☆「東日本大震災 八ヶ岳から鎮魂の祈り」も見てください。
→http://64407620.at.webry.info/201105/article_1.html
☆「♪~陽はまた昇る~♪」
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