「東京大変」と「江戸大変」

新型コロナウイルスの感染者は、世界では100万人。死者は5万人を突破。日本国内でも感染者は3000人を超えました(4月3日)。新型コロナウイルス.jpg
東京は1000人超が感染しています。緊急事態宣言、感染爆発、医療崩壊、都市封鎖などの言葉も現実を帯びています。
長きにわたって戦乱が無かった江戸時代ですが、社会を揺るがす大事件、災害を「大変」と呼びました。「江戸の大変」と「東京の大変」を考えてみたいと思います。
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江戸時代は、天下泰平ではなく宝永の富士山大噴火、浅間山の噴火、地震、大火災、飢餓・・・ほかにも天然痘、コレラなどの疫病にも襲われました。
インドの風土病「コレラ」が世界に広まったのは植民地化が進んだ事から1817~23年に人類最初のパンデミック(世界的大流行)となったと言われています。
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日本には文政五年(1822)に下関に上陸、西日本に大きな被害を与えました。
当時、人々はコレラをアメリカ狐=虎と狼の交わった獣「虎狼痢」と考えたのです。
第二波のコレラは安政五年(1858)が日本を襲い、前回を上回る被害が出ました。江戸だけでも死者10万人余とも26万人余とも言われています。犠牲者の中には、浮世絵師の歌川広重、漢詩人・梁川星巌など文化人も多数亡くなっています。
※江戸中期の人口は、世界一の100万人都市と言われています。

今回の新型コロナウイルスでも、志村けんさんも亡くなるなど・・・まさに、「東京大変」な事態になっています。
今「江戸大変」から学ぶものは何か?
市民ブロガーの筆者には分かりませんが、江戸の事でなるほどと思われる事を本から拾ってみました。※「江戸の災害と復興」「江戸博覧強記」(江戸文化歴史検定協会編)

安政コレラ(当時は虎狼痢(コロリ)との名称)のときに始まり防疫対策と治療にあたったのは来日外国人医師と蘭学者だったと言います。
長崎では「生もの」「生水」などを禁止した対策が功を上げ、終息しました。
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蘭方医の緒方洪庵(大阪の適塾)が複数のオランダ医学書を翻訳し、「虎狼痢治準」(ころりちじゅん)を無料配布。また不慣れな医師のため「家熟虎狼痢治則」(かじゅくころりちそく)を出版したそうです。
一方で、江戸でもコロリの流行で、流言飛語が飛び交わったそうです。
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私たちが学ぶものは、科学を正しく学び。ネット上のデマなどに惑わされず落ち着いた行動にあるようです。
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そして江戸から学ぶ事は、▼お互いを助け合う「共助精神」。▼他人を思いやる「江戸しぐさ」もあります。
この「江戸しぐさ」は人口が過密になっている現代・東京の今も必要なエチケットです。他人を思いやる気持ち。高齢者や体の不自由な人、弱い人に力を貸す・・・そんな江戸庶民の気持ちを今一度考えましょう。
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まずは『マスク』私は姉がつくった自家製の「布マスク」を使って、他人への配慮「江戸しぐさ」を実践しています。
記:2020年4月6日



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